📊 子どもを狙った犯罪の現状
子どもが被害者となる事件は年間約1万件発生しており、そのうち約70%が通学路や習い事の行き帰りで発生しています。 特に小学生の被害が多く、声かけ事案から重大な犯罪まで幅広い危険が潜んでいます。
約1万件
年間被害件数
70%
通学路での発生
15〜18時
危険な時間帯
小学生
最も狙われる
⚠️ 子どもが危険に遭いやすいケース
🕐 危険な時間帯・状況
下校時間（15〜18時）
学校から帰る時間は最も狙われやすい
塾・習い事の帰り
夜間の一人歩きは特に危険
雨の日
傘で視界が悪く、周囲の音も聞こえにくい
一人になった時
友達と別れた後の一人歩き
📍 危険な場所
人通りの少ない道
- • 住宅街の細い路地
- • 工場地帯・倉庫街
- • 河川敷・堤防道路
死角の多い場所
- • 公園のトイレ周辺
- • 建物の陰・駐車場
- • 高い塀に囲まれた道
薄暗い場所
- • 街灯の少ない道
- • トンネル・地下道
- • 樹木に覆われた道
👨👩👧👦 子どもへの防犯指導のポイント
🗣️ 基本的な約束事
1
「いかのおすし」を覚える
- • いか：ついて「いか」ない
- • の：車に「の」らない
- • お：「お」おきな声を出す
- • す：「す」ぐ逃げる
- • し：大人に「し」らせる
2
決められたルートを歩く
安全な通学路・通塾路から外れない
3
友達と一緒に帰る
できる限り一人にならないよう配慮
📞 緊急時の行動
すぐに助けを求める場所
- • 「子ども110番の家」
- • コンビニ・商店
- • 交番・駐在所
- • 学校・公共施設
覚えておく連絡先
- • 110番（警察）
- • 家族の電話番号
- • 学校の電話番号
- • 自分の名前・住所
👨👩👧👦 保護者ができる具体的対策
🚶♂️ 通学路の安全確保
- • 子どもと一緒に通学路を歩く
- • 危険な場所の確認と回避
- • 「子ども110番の家」の確認
- • 街灯・防犯カメラの設置要請
- • 地域の見守り活動参加
- • 学校・PTA との連携
📱 防犯グッズ・サービス
- • 防犯ブザーの携帯
- • GPS付きスマートウォッチ
- • 子ども向け携帯電話
- • 見守りアプリの活用
- • 反射板・LED ライト
- • ランドセルカバー
🕒 時間管理と連絡
- • 帰宅時間の把握
- • 遅れる時の連絡ルール
- • 塾・習い事の送迎
- • 友達の保護者との連携
- • 定期的な安否確認
- • 緊急時の対応計画
🏫 学校・地域との連携強化
🤝 地域ぐるみの取り組み
見守り活動
- • 登下校時の立ち番
- • 地域パトロール
- • 子ども110番の家
- • 不審者情報の共有
環境整備
- • 街灯の増設要請
- • 防犯カメラ設置
- • 死角の解消
- • 通学路の整備
📚 学校での取り組み
防犯教育
- • 定期的な防犯指導
- • 不審者対応訓練
- • 安全マップ作成
- • 危険予測教育
情報共有システム
- • 不審者情報の迅速な伝達
- • 安全メール配信
- • 保護者会での情報交換
- • 警察との連携強化
🚨 緊急時対応マニュアル
子どもが不審者に遭遇した場合
子どもがすべきこと
- 大きな声で「助けて！」と叫ぶ
- 近くの安全な場所に逃げる
- 大人に助けを求める
- 家族に連絡する
- 警察に通報する
保護者がすべきこと
- 子どもの安全確認
- 110番通報
- 学校・塾への連絡
- 現場に向かう
- 警察への詳細報告
子どもが帰宅しない場合
1時間以内
- • 子どもの携帯に連絡
- • 友達・保護者に確認
- • 学校・塾に確認
2時間以内
- • 通学路を探す
- • 近所に聞き込み
- • 警察に相談
3時間以上
- • 正式に警察に届出
- • 捜索願の提出
- • 地域への協力要請
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